少し強引なくらいが実はちょうどいいのかもしれない

あなたは、このような言葉を耳にした事はないであろうか。「優しいのは必要だと思うけど、やさしいだけでは物足りない気がする。」優しさや温かさは最大にして、最強の武器である。しかし、最強の武器だけがあっても敵に負けてしまっては意味のない話なのである。いつの時代にでもなんだかんだいって人気があるものと言えば、「ツンデレ」であろう。「花より男子」、「イタヅラなキッス」といった日本国外に進出していった漫画の主人公の恋人役はツンデレである。

どうも、ツンデレのたまに見せる優しさは何とも言えないものであるのだそうだ。個人的には、陽だまりのように暖かい人が好みであるのだが、今は、全くもって関係のない話であるため、横に置いておきたい。「ツンデレ」など顔のいい男の特権だと考えている男性は実に、もったいない限りである。女性は特別扱いに滅法弱いところがある。ふだん優しくもしてくれない男性のふとした優しさは、ふだん感じる優しさの倍くらいは、あるはずであろう。普段から優しくしていると優しさに慣れてしまい、これが当たり前になってしまう。実にもったいない話である。この両者が同じくらい、自分の恋愛対象者に優しくしていても、きっと前者のツンデレ男性のほうが、胸にキュンとくるものであろう。人は優しさをもとめるものの、意外とさりげない優しさには気がつきにくいものである。

ツンデレの優しさには、自己主張がある。そしてなぜだか照れ隠しに自分は優しくしたわけではないと感謝されることを拒むような主張をし、さりげなく頼りにしても良い事をアピールしてくる。しかも、普段自分の好き勝手している行動の中に取り入れるため、割と強引に事を運んでいる。そして、優しさは常に上から目線で始まる。常に優しい人は強引に優しさを押しつけてこない。ツンデレが命令口調であるのであれば、優しい人は、疑問形ではなすのである。見てくれていないようで、見てくれているんだ。そう思わせることができる胸キュンポイントは案外必要であるのかもしれない。